正直、「これ待ってた!」と思いました。
GMOの天秤AIが、ついに画像生成機能を実装したんです。 これまでテキスト生成で評価されてきたサービスに、画像生成が加わった。 しかも最大3つのAIモデルを同時に使えて、比較までできる。
「AIツールをいくつも使い分けるの、もう疲れた」 そう感じていた方にとって、これはかなり大きな変化です。
この記事では、天秤AIの画像生成機能が何をもたらすのか、どんな使い方ができるのか、そして個人的な期待と懸念も含めて、わかりやすく整理していきます。
天秤AIが画像生成に対応。何が変わったのか

2025年12月26日、GMO天秤AIが画像生成AIサービスの提供を開始しました。 これまでテキスト生成に特化していたサービスが、ついにビジュアル領域にも進出した形です。
主なポイントは以下の通りです。
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最大3つのAIモデルを同時に使える
GPT image、Nano Banana Pro、Imagen4など、複数のAIを一度に動かして画像を生成・比較できます。 -
テキスト生成と画像生成が1つのサービスで完結
ブログ記事を書いて、そのままアイキャッチ画像を作る。プレゼン資料の文章を整えて、そのままスライド用のビジュアルを生成する。すべて天秤AI内で完結します。 -
無料プランでは使えない。plusプラン(月970円)から対応
freeプランでは画像生成機能は利用できません。plusプラン以上が必要です。 -
SNS投稿、広告素材、プレゼン資料に最適化
用途に応じて5種類のAIモデルから選べます。ラフ案向けの軽量版から、高品質なクリエイティブ向けまで揃っています。
ユーザーからの「画像機能も同じサービス内で完結したい」という声に応えた形です。 確かに、ChatGPTで文章を作って、Midjourneyで画像を作って、Canvaで仕上げて……という流れは、正直面倒でした。
なぜ今、天秤AIは画像生成に踏み込んだのか
公式には「ユーザーからの強い要望」と「デジタルコンテンツ需要の増加」が理由として挙げられています。
ですが、私が感じるのは、もっと深い狙いがあるということです。
狙い①:プラットフォーム化による囲い込み
AIツール市場は今、完全に乱立状態です。 テキストはChatGPT、画像はMidjourney、動画はRunway……。 ユーザーは複数のサービスを使い分け、月額料金も分散しています。
天秤AIが目指しているのは、おそらく「ワンストップAIプラットフォーム」です。 テキストも画像も検索もファイル分析も、すべて天秤AI内で完結させる。 そうすることで、ユーザーを自社エコシステムに取り込もうとしているのではないでしょうか。
狙い②:法人市場への本気度
天秤AI Bizという法人向けプランが用意されている点も注目です。 組織管理機能、セキュリティ管理、請求管理機能。 これらは完全に「企業での導入」を見据えた設計です。
企業がAIツールを選ぶとき、最も重視するのは「統合性」と「管理のしやすさ」です。 バラバラのツールを使うと、セキュリティリスクが増し、管理コストもかかる。 天秤AIは、そこを狙っているように見えます。
狙い③:ChatGPT有料プランとの差別化
ChatGPT Plusも画像生成機能を持っています。 ですが、天秤AIの強みは「複数AIの同時比較」です。 これは、ChatGPTにはない機能です。
AIの出力は、モデルによって大きく変わります。 同じプロンプトでも、GPT imageとImagen4では全く違う絵が生まれる。 その違いを一度に確認できるのは、クリエイティブワークにおいて大きなアドバンテージです。
あくまで推測ですが、天秤AIは「比較できる」という点に、明確な価値を置いているのだと思います。
天秤AIの画像生成、どう使えばいい?

では、実際にどんな場面で使えるのか。 具体的な活用シーンを考えてみました。
今すぐできること
①noteやブログのアイキャッチ画像を量産する
記事を書いたら、そのままアイキャッチ画像を生成。 3つのAIで作り比べて、一番しっくりくるものを選ぶ。 今まで外部ツールに移動していた手間が、完全になくなります。
②SNS投稿用のビジュアルを素早く作る
X(旧Twitter)やInstagramの投稿用画像を、テキストと一緒に作成。 文章を考えて、画像を生成して、投稿まで一気に進められます。
③プレゼン資料の挿絵を自動生成する
企画書やスライドに使う図やイメージを、その場で生成。 「なんとなくこんな感じ」を言語化して、AIに任せられます。
今後考えたいこと
①ブランディング素材の統一
同じトーンの画像を複数生成して、SNSやWebサイトで統一感を出す。 プロンプトを工夫すれば、ブランドカラーや雰囲気を保ったまま量産できます。
②広告クリエイティブのA/Bテスト素材作成
複数パターンの広告画像を一度に生成し、どれが一番反応が良いかテストする。 デザイナーに依頼する前の「仮説検証」として使えます。
③動画サムネイルの自動生成
YouTubeやショート動画のサムネイルを、タイトルに合わせて生成。 再生数を左右するサムネイルを、試行錯誤しながら作れます。
初心者の方でも、プロンプト(指示文)さえ工夫すれば、驚くほどのクオリティが出せます。 「とりあえず試してみる」のハードルが、かなり下がったと感じます。
正直、期待と不安が半々です
ここからは、完全に個人的な感想です。
期待している点
ワークフローが劇的にシンプルになる
これまで、AIを使ったコンテンツ制作は「ツールの切り替え地獄」でした。 ChatGPTで文章を作り、Midjourneyで画像を作り、Notionに貼り付け、Canvaで調整……。 正直、疲れます。
天秤AIなら、すべてが1つのタブで完結します。 この「シームレスさ」は、作業効率を大きく変えると思います。
比較できるのは、やっぱり強い
AIの出力は、正解がありません。 だからこそ、複数のモデルを試して「自分が求めているもの」を見つける作業が重要です。
天秤AIの「同時比較」は、その試行錯誤を圧倒的に効率化します。 これは、他のツールにはない明確な強みです。
懸念している点
無料プランでは使えない
freeプランでは画像生成機能が使えません。 plus(月970円)以上が必要です。
ChatGPT Plusが月20ドル(約3,000円)であることを考えれば安いですが、「無料で試せない」のはハードルです。 特に、AIツールを使い慣れていない人にとっては、いきなり課金は躊躇します。
モデルの品質が未知数
GPT image、Nano Banana Pro、Imagen4……。 これらのモデルが、実際にどれくらいのクオリティなのか。 まだ実際に使ってみないとわかりません。
特に、MidjourneyやDALL-E 3と比べてどうなのか。 ここは、今後のレビューや口コミ次第だと思います。
結局、プロンプト次第
どんなに優れたAIでも、結局は「指示の出し方」次第です。 初心者の方が「思ったような画像が出ない」と感じる可能性は高い。
天秤AIが、どれだけプロンプトのサポート機能を充実させるかが鍵だと感じます。
個人的には、ワクワクの方が大きいです。 ただ、「使いこなせるかどうか」は、自分次第だとも思っています。
テキストと画像が融合する未来は、もう始まっている

天秤AIの画像生成機能追加は、単なる機能拡充ではありません。 「AIツールのプラットフォーム化」という、大きな流れの一部です。
今後、動画生成や音声生成も追加される可能性は十分にあります。 そして、すべてが1つのサービスで完結する時代が来るかもしれません。
今のうちに、こうしたツールに触れて、使い方を学んでおくこと。 それが、数年後の「当たり前」に対応するための準備になると、私は思います。
天秤AIの画像生成機能、気になった方はぜひ一度試してみてください。 plus プランは月970円。コーヒー3杯分です。
その価値があるかどうかは、あなた自身が確かめるしかありません。


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